梅雨時期や雨の日も安心!撥水防水スクールバッグの選び方とおすすめ

毎日の通学に欠かせないスクールバッグ。特に梅雨時期や急な雨が多い日本の気候では、「撥水・防水機能」があるかどうかはとても重要なポイントです。大切な教科書やノート、電子機器を濡らさないためにも、通学バッグはしっかりと機能性で選ぶ必要があります。

この記事では、撥水・防水スクールバッグの選び方のポイントと、年齢層別に見る選び方の注意点をご紹介します。雨の日も安心して通学・通園できるバッグ選びの参考にしてください。

撥水と防水の違いを知っていますか?

まずは、よく混同されがちな「撥水」と「防水」の違いについて確認しておきましょう。

撥水(はっすい)

表面に水を弾く加工が施されており、軽い雨や水滴は玉になって転がり落ちます。ただし、長時間の雨や強い水圧には対応しきれません。

防水(ぼうすい)

水の侵入を完全に防ぐ構造になっているもの。生地だけでなく縫製部分やファスナー部分にも防水処理がされているケースが多く、アウトドアや登山用品に用いられる技術です。

通学バッグに求められるのは、日常的な雨にしっかり対応できる撥水性+必要に応じた防水性です。完全な防水を求めると重くて硬くなるため、撥水性の高い素材と設計のバッグが現実的な選択となります。

撥水・防水スクールバッグを選ぶ際のチェックポイント

  1. 素材の撥水性能
    ナイロンやポリエステル素材に撥水加工を施したものが主流です。生地の表面だけでなく、裏地にもコーティングがあるものはより安心です。
  2. 止水ファスナーの有無
    ファスナー部分は水が入りやすいので、「止水ファスナー」が使われているかチェックしましょう。ジッパーにラバーのカバーがついているものが理想的です。
  3. 底面の強化
    雨に濡れた地面に置くことを考えると、バッグの底面がPVC加工などで強化されていると、より実用的です。
  4. 容量とポケットの配置
    通学に必要な教科書、ノート、体操服、タブレットなどがしっかり入る容量と、荷物が整理しやすいポケット構成も大事なポイントです。外側のポケットにも撥水性があると安心です。
  5. 背負いやすさ・フィット感
    防水・撥水機能だけにこだわりすぎると、重くなったり硬くなったりしがちです。肩ベルトがクッション性に優れているものや、背面に通気性のあるメッシュ素材を使用したものなど、長時間背負っても疲れにくい設計かどうかも重要です。

小学生におすすめのスクールバッグ選びのポイント

小学生の場合は、教科書やノートの量が増えてくるため、容量と耐久性が重要です。また、雨の日にも安心して使える機能性に加えて、安全性やデザイン性も意識したいところです。

  • 容量は15L~20L以上が理想
    教科書や体操服、給食袋など、荷物が多くなる学年に備えて余裕のある容量を。
  • 反射材付きで安全性アップ
    雨の日や暗い時間帯の登下校を考えると、反射材がついたバッグは安心です。
  • 撥水+補強素材の底面で長持ち
    底面が汚れやすいため、PVCなど防水&耐久性の高い素材を使用したものが◎。
  • デザインは子どもが自分で選べるものを
    好みに合ったバッグは愛着が湧き、大切に使うようになります。

幼稚園児・保育園児におすすめのバッグ選びのポイント

小さなお子様のバッグ選びでは、サイズ感や扱いやすさ、安全性に特に注意が必要です。撥水性の高さに加え、軽さや着脱のしやすさも重視しましょう。

  • 軽量&コンパクトが基本
    リュックタイプで5〜10L前後の軽量タイプが理想的。重すぎると身体への負担が大きくなります。
  • 大きく開くファスナーや巾着型で出し入れ簡単
    まだ手先が不器用なお子様でも、自分で荷物を出し入れできる構造がポイントです。
  • チェストベルト付きでズレにくい
    活発に動いても肩ひもがズレにくいよう、胸部分で固定できるタイプが安心です。
  • キャラクターものも撥水加工されているか要確認
    人気キャラクターのバッグでも、撥水や防水性能をしっかりチェックしましょう。

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長く使うためのメンテナンス方法

撥水・防水機能を備えたスクールバッグは、正しく使い、定期的にメンテナンスを行うことで、より長持ちさせることができます。高機能なバッグであっても、ケアを怠ると撥水効果が徐々に低下し、最終的には雨を防ぎきれなくなってしまう可能性があります。

以下では、撥水・防水スクールバッグを長く快適に使うためのメンテナンスのポイントを詳しく解説します。

使用後はしっかりと「乾かす」

雨の日にバッグを使用した後は、必ず風通しのよい場所で十分に乾燥させることが基本です。特に底面や肩ベルトの裏側、ポケットの中などは湿気がこもりやすいため、可能であればバッグを開けた状態で吊るして干すようにしましょう。

湿った状態のまま放置すると、カビや異臭の原因になります。内部に収納されていた教科書や布製品にも悪影響が及ぶため、乾燥はこまめに行ってください。

撥水効果は「使えば落ちる」もの。スプレーで補強を

撥水加工は、使っているうちに摩擦や汚れによって少しずつ薄れていく性質があります。特に肩の当たる部分や、手でよく触れる取っ手の部分などは撥水力が落ちやすい傾向があります。

撥水性能を保つには、市販の撥水スプレーを定期的に使用するのが効果的です。おすすめのタイミングは以下の通りです

  • 雨の日の使用後にしっかり乾かしたあと
  • 洗浄やクリーニングの後
  • 月に1回程度のメンテナンス習慣として

スプレーを使うときは、屋外や換気の良い場所で、バッグから30cmほど離して均一に吹きかけるようにしましょう。乾燥後にもう一度重ねてスプレーすることで、より強固な撥水層が形成されます。

バッグの洗い方にも注意を

スクールバッグに汚れがついた場合、丸洗いは基本的に避けるのが原則です。特に防水加工や撥水コーティングが施されているバッグは、洗濯機での洗濯によりその機能が剥がれ落ちてしまう恐れがあります。

次の方法で丁寧に手入れを行いましょう

  • 表面の軽い汚れは、水を含ませた柔らかい布で軽く拭き取ります
  • 泥汚れやシミは、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き取り、その後水拭きをして洗剤を残さないようにします
  • 内側の掃除には、除菌ウェットティッシュやアルコール系シートを活用すると衛生的です

掃除後は、やはりしっかりと乾かすことが重要です。濡れたまま収納すると、臭いやカビの原因になります

まとめ|撥水スクールバッグで快適&安心な通学を

毎日使う通学バッグだからこそ、機能性・耐久性・デザインのすべてにこだわって選びたいものです。特に梅雨や秋雨など雨の多い季節には、撥水・防水機能はもはや「あると便利」ではなく「必須」と言っても過言ではありません。

お子様の通学・通園をより安全・快適にするために、ぜひ撥水スクールバッグを検討してみてください。

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